エール大学のW.ギャロ博士の10年間にわたる調査によると、50歳以降での失業によるストレスは、心臓発作の危険性を2倍に高めることがわかりました。
これは男性ばかりでなく女性も同様だそう。博士は4301人の51歳から61歳の男女被験者を対象に、10年間の追跡調査を実施。 その結果、調査期間中に職を失った人は、働き続けていた人に比べ心筋梗塞のリスクが2倍でした。また同様に脳卒中のリスクも2倍。 博士は職業キャリアの晩年における失業は非常にストレスフルな体験であり、失業した患者を担当する医師は不安や感情面でのリスクファクターが心臓血管、脳血管障害を含め、健康面で多くの望ましくない結果を引き起こすということを踏まえて対処しなければならないとしています。 Occupational and Environmental Medicine 2006. Advanced online publication June 20, 2006. いくつになっても、誰にとっても、職を失うことって、大きなストレスですよね? 私も職安に行ったりしたこともありましたが、やはり不安定な身分だと、心細いし、「お先真っ暗」と考えてしまいがち。まして、50代にもなれば、養わなければいけない家族や守らなければならない、社会的義務があるはず。そんな追い詰められた状況で、相談相手になってくれる、心療内科などの医師がいてくれたらいいですね。
by womanhealth-lab2
| 2006-12-31 22:53
| 海外の医療健康情報
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