ハーバード大学医学部のジョセ博士らによると、低脂肪の牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品を日常的に食べている人は、高血圧症になりにくいことがわかったそうです。博士らは4797人の男女(平均年齢52歳)を対象に、毎日の食生活と血圧について調査したところ、調査対象者の中で乳製品摂取頻度の高い上位25%と摂取頻度の低い下位25%を比較したところ、摂取頻度の高いグループが、低いグループに比べ、高血圧である割合が36%も少なかったそう。さらに詳しく分析した結果、乳製品の摂取が多いほど最高血圧が低くなる一方、最低血圧には影響がないという結果に。またこの相関関係はカルシウム摂取量とは関係せず、飽和脂肪の摂取がより少ない者に多く見られたそうで、博士らはこれらの結果から、低脂肪乳製品を日常的に食べることが、高血圧症の予防になるだろうと結論づけています。
Hypertension 2006;48. 6月号より By 宇山恵子
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| 2006-09-17 08:28
| 海外の医療健康情報
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