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Vol.74 お祈りは心臓病に対して効果あり?

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一般に信仰心や祈りなどの行為は、心臓病患者にとって精神的にも身体的にもプラスに作用すると思われてきましたが、米国・ノースカロライナ州ダーラムにある、デューク大学メディカルセンターのブルメンソール博士らの研究によって、患者の身体的側面には何も好影響がないことが明らかになりました。
これまでに、心臓病患者が信仰を持ったり熱心に教会に通ったりすることについて、健康面でのプラス効果を示す研究が多く発表されてきましたが、きちんと科学的に実証されたものは少なかったといいます。
そこで博士らは、心臓発作(急性心筋梗塞)を発症して28日以内の患者、男女合計503人に対して、信仰や宗教活動・習慣などを調査し、その後18カ月にわたって彼らの健康状態を追跡しました。その結果、信仰の強さや教会に通う頻度などは、その後の死亡率や発作の再発率に何ら影響を及ぼさないことがわかりました。博士は、信仰や教会活動は、心臓病患者の精神面をサポートする機能を果たしてはいるものの、身体的にはプラスの効果がみられなかったことから、今後の課題として、身体の健康に信仰の有効性がどれくらい関連しているのか、さらに詳しく調べる必要があるとしています。
(Psychosomatic Medicine 2007年7・8月号)
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by womanhealth-lab2 | 2008-09-07 08:03 | 海外の医療健康情報

Vol.73 40%が肥満、アメリカ大学生事情

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ミネソタ大学のエーリンガー教授らが、2007年春に米国の14の大学に通う、約1万人の大学生を対象に調査を行った結果、約40%が肥満、37%がやけのみや飲み過ぎなどの危険な飲酒習慣を持っていることがわかりました。

他にも、
■25%が喫煙し、そのうちの10%近くが毎日喫煙している。
■学生の性別や年齢、所属にもよりますが、20~40%の学生が、4時間以上、学業に関係ない映画やビデオ、ゲームなどをしている。
■十分に眠れない日が一週間に2日以上ある。
■女子学生の26.7%、男子学生の15%が、性的暴力や家庭内暴力を経験したことがある。
■30%近くの学生が、パソコンの使いすぎだと感じ、41.8%が、学業に支障を来たしていると自覚している。
■12%が医療保険に加入しておらず、25歳~29歳の学生は30%も保険に加入していない。
■20%以上の学生が5000ドル以上のローンを抱えている。

この結果についてエーリンガー教授は、映像を見る時間が増えることが、肥満、運動不足、ファストフードを多く食べるなどの現象を引き起こしており、大学生の生活習慣が若者たち全体の見本になることからも、学生たちに、自分にとって重要なことは何かを示す必要があるとコメントしています。
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by womanhealth-lab2 | 2008-09-07 07:59 | 海外の医療健康情報