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Vol.25 拒食症モデルを締め出したスペイン

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フランスフィガロ紙の記事によると、スペインのマドリッドで行われた2007年の春夏コレクションで、著しく体重が少ないモデル5人の起用を禁止する措置をとったそうです。
モデルオーディションでは、医師の立ち合いのもとで、BMIが18以下のモデルを排除するように検査する徹底ぶり。BMIが18とは、175センチで55キロ以下、ちょっと欧米サイズでわかりにくいので、日本のサイズに直すと、160センチで体重が46キロ未満ということになります。何となく私たち日本人からすると、体重と身長のバランスがモデルのようで羨ましいですが、実はかなり痩せていますよね…。私も仕事柄、実際にモデルさんを間近に見ると、その痩せっぷりに驚愕します。ここまで痩せないと、雑誌やテレビでキレイに映らないんだあ~というぐらい痩せてますね。最近みた人だと、友近さんって、線がすごく細くてキレイな人でした。
BMI(Body Mass Index)は、肥満度を測定する国際標準数値のこと。体重(キロ)を、身長(メートル)の二乗でわった数値。
マドリッドの首長や女性議員たちは大歓迎で、世界の手本になればとコメントしています。ロンドンでも、文化省のテレサ・ジョウェル大臣も、マドリッドを見習うべきと発言しました。
フランスのパリ第5大学教授で、クリスチャン・ラクロワを立ち上げたジャン・ジャック・ピカール氏は「クリエーターたちは、創造の世界に走りすぎて、若者への危険性や影響を無視しているので、いい警鐘になった」とコメント。
またフランスでは、12~18歳の少女の1~2%が、拒食症や過食症の経験を持っているそう。
その一例として、シャルロットという22歳の女性が、170センチで、36キロという状態に陥り、拒食症と過食症を繰り返した4年間の地獄のような生活と、4ヶ月の入院生活、その後の肝臓を中心としたからだの不調について紹介し、拒食症になったひとつの理由として、メディアによる痩せ崇拝、痩せていることがすべてと思わせる報道などを挙げていました。彼女は「雑誌をみて拒食症にはならなかったが、雑誌のモデルに自分を似せようとするうちに、どんどん痩せ細り、拒食症になった」と間接的な雑誌の影響について述べています。
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by womanhealth-lab2 | 2007-01-01 21:04 | 海外の医療健康情報

Vol.24 うつ病の患者はストレスフルな状況で炎症がひどくなる

c0079228_20581024.jpg米国・エモリー大学医学部のミラー博士らの研究によると、うつ病患者は一般人と比べて心理的なストレスによって、炎症がひどくなることがわかったそうです。
研究は身体的には健康な14人の男性うつ病患者と、14人のうつ病ではない心身ともに健康な男性を対象に実施されました。
被験者が20分程度の心理的ストレスにさらされる実験の前後に、血液を採取した結果、うつ病患者はそうでない人たちに比べて炎症反応がよりひどく出たそう。
炎症は細菌やウイルスと闘うための免疫反応ですが、過度になれば身体を害することもあり、うつ病患者が心理的ストレスを受けると、さまざま炎症がひどくなるということが判明しました。
その結果、うつ病と他の病気、例えば心臓病やがんなどの悪化との関連も、示唆していることになると博士は述べています。
博士らは今後、うつ病の原因となる人生初期の経験が、どのようにしてストレスに対する過度の炎症反応を引き起こすことになるのかを研究するそうです。
the American Journal of Psychiatry 9月1日号
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by womanhealth-lab2 | 2007-01-01 20:57 | 海外の医療健康情報