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Vol.17 しつけが厳格な親の子供ほど肥満になる傾向

c0079228_0355326.jpgボストン大学医学部K.E.リー博士らの研究で親が厳格なほど子供が肥満であることが分かった。

博士らは872名小学校1年生の母子を対象に育児スタイルを専制的、権威的、受容的、ほったらかし、の四つのスタイルと子供の肥満傾向を調査したところ、子供をすべて親の言いなりにさせようとし子供の気持ちに鈍感な専制的独裁的なスタイルの母親の子供は受容的で敏感な母親の子供より4倍も肥満が多かった。

博士らは厳格な親は子供がさほど空腹でなくても食事を残さず食べることを強要しがちでそれが肥満につながったり、聞く耳をもたない親の下で不安が強く、その不安を食べ物で解消しがちなためではないかと博士らは考えている。

Pediatrics 6月号
By 宇山恵子
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by womanhealth-lab2 | 2006-08-02 00:33 | 海外の医療健康情報

Vol.16 ワーキングマザーはスマートで健康

ロンドン大学のA.マックマン博士らの長期にわたるイギリス人女性c0079228_0275972.jpgの調査で、結婚し子育てを経験し、仕事をしてきた女性はそうではない女性に比べ、50代で不健康を訴えることが少なく肥満になる女性も少ないことがわかった。

1946年生まれの女性を長期の調査対象として、彼女たちの54歳時点での質問紙および面接調査を行った結果、専業主婦の38%がBMI値で肥満と評価され、また子供のいない女性や配偶者のいない女性も専業主婦と同様だったのに対し、三つの役割を果たして来たワーキングマザーでは肥満は23%以下だった。

さらに現在の健康状態についてもワーキングマザーは健康状態が良好であると回答するものが多く、専業主婦や子供のいない女性、シングルマザーは健康上問題を抱えているという回答が多かった

博士らは複数の役割を果たすことがなぜ健康に結びつくかは立証できていないが、それが長期的な健康と関連があることは明らかであるとしている。

Journal of Epidemiology and Community Health, 2006; vol 60: pp 484-489
By 宇山恵子
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by womanhealth-lab2 | 2006-08-02 00:29 | 海外の医療健康情報

Vol.15 マントラ(呪文)はジャグジーよりもストレスに効く?

c0079228_0173885.jpg「自分はストレスを感じていない」というマントラ(呪文・真言)を口に出して唱えることで、ストレスが軽減したという研究結果が、サンディエゴ・ヘルスケア・システムの調査で明らかになった。

この調査は、66人のボランティアの人に、皿を洗ったり、家事をするとき、就寝前などにできるだけ「私はストレスを感じていない」と唱えてもらうようにしたところ、6ヵ月後に83%が、「気持ちが落ち着くようになった」と答え、75%が「ストレス、欲求不満、緊張を軽減することができた」と回答したそう。

この結果を受けて「言葉を唱えることは心のジャグジー」と言ったのが、研究結果を発表したジル・パールマン教授。

「マントラ(呪文)はいつでもどこでも使えるから、お風呂やジャグジーよりも便利」と付け加えたそう。
By 宇山恵子
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by womanhealth-lab2 | 2006-08-02 00:18 | 海外の医療健康情報

Vol.14 リコピン、ルテイン、βカロチンが老化を防ぐ?

c0079228_0105156.jpgアメリカ・タフツ大学の研究者が発表した内容によると
トマトジュース1/4カップ(6gのリコピン)、1カップのほうれん草(ルテイン4g)、サツマイモのマッシュポテト(βカロチン4g)、c0079228_042559.jpg
毎日摂取することが、年齢とともに増加する酸化物を細胞から守るために必要な栄養素であると発表した。研究によると、8人の女性に上記の栄養素を、別の6人にはダミーを2ヶ月間与え、血液検査をした結果、8人グループの方にDNAのダメージの改善がみられたという。

米国雑誌 Alternatives 7月号より
By 宇山恵子
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by womanhealth-lab2 | 2006-08-02 00:11 | 海外の医療健康情報

Vol.13 美容液は睡眠前に塗って、睡眠中にしっかり吸収させるべし

医学的な根拠の確かではないものも多い中、どうして女性たちは美容液を消費するのだろうか?
 
c0079228_2352423.jpgそれには、かなり合理的な理由がある。たとえば、抗酸化作用、アンチエイジングに効果があるとされるビタミンCビタミンEは、日光空気に晒されると効果が低減してしまうので、就寝前に使うのが効果的。

また睡眠中の8時間は昼間の活動中に痛んだ肌の細胞を整え、老化した部分を補正しようと活動するため、それをサポートする成分を含む美容液を肌に与えることで、再生効果がアップするというしくみ。

肌の再生活動が、昼よりも夜、特に就寝中に活発なことは、アメリカ・デューク大学のシェルドン・ピネル教授も発表している。

地球の重力に負けて昼間はどうしても増えてしまう顔のしわを元に戻すためにも、横になって寝ることがいかに効果的かはニュートン以来人類周知の事実。

だから私たちは、今夜も美容液を塗り続けるのだ。

米国雑誌 Prevention 7月号より
By 宇山恵子
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by womanhealth-lab2 | 2006-08-01 23:56 | 海外の医療健康情報

Vol.12 身体機能の衰えが痴呆症やアルツハイマー病の最初のサイン

アメリカ・ワシントン大学などの研究者グループによると、痴呆の最初の兆候は認知機能のわずかな変化であると言われているが、実際の最初の兆候は歩行上の問題などの身体的なバランス感覚の問題としてあらわれ、次に握力低下としてあらわれたという研究結果が報告された。
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研究は、6年間にわたり、65歳以上のまだ痴呆やアルツハイマー病を発症していない高齢者2288人を継続的に調査し、その結果、6年後までに221人のアルツハイマー病を含む合計319人が痴呆と診断された。

調査対象者の中で、身体機能が研究開始時に高かった参加者は、低かった参加者に比べて痴呆発症率が1/3だった。

また規則的に運動していた人のほうが、より発症しにくい結果となっていることに明確な因果関係は見出せてはいないが、老化において、身体活動と精神活動が密接に関係していることは明らかであり、身体活動が痴呆を食い止め、改善することに役立つ可能性を示唆していると結論づけている。

Archives of Internal Medicine 2006年5月22日号より
By 宇山恵子
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by womanhealth-lab2 | 2006-08-01 23:34 | 海外の医療健康情報

Vol.11 思春期までに運動することが骨粗しょう症を防ぐ

c0079228_23404725.jpgカナダのトロントで開催された国際骨粗しょう症財団世界大会で発表された米国オハイオ州、ライト大学医学部の研究によると、99人の子供を8歳から18歳までの間、継続して調査したところ、男女ともに活発に運動した者ほど骨が強く、特に女子においては運動の強度と骨密度の相関が見られたという。

研究者たちは、骨粗しょう症のリスクを考えると、成長期に運動をすることは、予防のために重要であり、特に女性は、成人してから骨粗しょう症になるリスクが高いことからも、子供の頃に運動をすることが重要であるとしている。

またブラジルのペロタス大学医学部の研究者グループは、50代以上の1000人を対象に、10代の頃の運動経験と骨粗しょう症との関連を調査したところ、「10代に活発な運動をした」と回答したグループが、そうでないグループに比べ、45%も骨粗しょう症が少なかったという。
The IOF World Congress on Osteoporosis in Toronto,Canada  
By 宇山恵子
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by womanhealth-lab2 | 2006-08-01 17:52 | 海外の医療健康情報