これまでに、心臓病患者が信仰を持ったり熱心に教会に通ったりすることについて、健康面でのプラス効果を示す研究が多く発表されてきましたが、きちんと科学的に実証されたものは少なかったといいます。 そこで博士らは、心臓発作(急性心筋梗塞)を発症して28日以内の患者、男女合計503人に対して、信仰や宗教活動・習慣などを調査し、その後18カ月にわたって彼らの健康状態を追跡しました。その結果、信仰の強さや教会に通う頻度などは、その後の死亡率や発作の再発率に何ら影響を及ぼさないことがわかりました。博士は、信仰や教会活動は、心臓病患者の精神面をサポートする機能を果たしてはいるものの、身体的にはプラスの効果がみられなかったことから、今後の課題として、身体の健康に信仰の有効性がどれくらい関連しているのか、さらに詳しく調べる必要があるとしています。 (Psychosomatic Medicine 2007年7・8月号)
by womanhealth-lab2
| 2008-09-07 08:03
| 海外の医療健康情報
|
カテゴリ
以前の記事
2011年 07月 2011年 03月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 09月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 お気に入りブログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||