米国・ミネソタ州ロチェスターの、メイヨークリニックの研究者によって開発されたのが、トレッドミル(ルームランナー)とパソコンデスクを組み合わせた新型「ワークステーション」です。これを使用することで、肥満のオフィスワーカーの減量に効果があることが明らかになりました。この新型ワークステーションは、トレッドミル上を一定のスピードで歩きながらパソコンが使用できるというもので、パソコンに向かって一日中仕事をしているオフィスワーカーの運動不足解消を目的に開発されました。 実験は、肥満と診断された15人のオフィスワーカーを被験者として、通常のデスクで作業した場合と、トレッドミル付きワークステーションで作業した場合について、それぞれのエネルギー消費量を比較するというもの。その結果、通常のデスクでは1時間当たり平均72キロカロリーのエネルギー消費だったのに対し、トレッドミル付きワークステーションでは平均191キロカロリーが消費されていました。研究チームによれば、肥満者がこれを1日2時間、1年間継続すると、約20~30kgの減量効果があるとしています。また実験参加者は、歩行しながらの作業について、「簡単で仕事に差し支えることはなかった」と話しています。 (British Journal of Sports Medicine Online Edition 5月15日号)
by womanhealth-lab2
| 2007-12-13 13:21
| 海外の医療健康情報
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