交通渋滞は、心臓発作をより多く引き起こすかもしれないそうです。 アメリカ・ハーバード公衆衛生大学院のアネット・ピータース博士らは、1999年から2003年の間にドイツのアウクスブルクで心筋梗塞を起こした1454例を分析しました。すべての患者について、心臓発作を起こす潜在的な要因、発作を起こした4日前までに、渋滞(自動車、自転車、公共の交通機関に乗車した)に巻き込まれたかどうかについて聞き取り調査を行いました。 その結果によると、交通渋滞にあって、1時間以内に心筋梗塞を起こしたケースが、そうでない患者に比べて約3.2倍も多く発症していることが判明。 特に女性は、公共の交通機関の渋滞(ラッシュ)に巻き込まれて心筋梗塞を起こしたケースが、5倍も多かったそうです。 また失業や狭心症なども心筋梗塞のリスクを高めるそうです。 今回の研究では詳しい原因について明らかになっていませんが、ストレスと環境汚染(大気汚染、空気の汚れ)が影響しているのではないかと述べています。 Primary source: American Heart Association's Conference on Cardiovascular Disease Epidemiology and Prevention Source reference: Peters A, et al "Times spent in traffic and the onset of myocardial infarction" AHA Meeting 2009.
by womanhealth-lab2
| 2010-01-26 01:07
| 海外の医療健康情報
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